【PS3】 オペレーション・ラクーンシティ

バイオハザード6 をやり終えた流れで敬遠していたオペレーション・ラクーンシティもプレイ。結論としては、酷評を受けてハードルを下げていた分かなり楽しめました。

【レビュー】

まず、特にオンラインにて対戦中に第三者が戦場を引っかきまわすというコンセプトは斬新であり、この点バイオハザードだから成り立つというか、「これはホラーではなくてアクションシューティングだ」という安易な批判は筋違いだと思った。

そして、キャラの個性や能力もカッコいいし、誰を選んでどんなチーム構成にするか模索する楽しみもある。加えて、BGM(特にMenu,キャラ選択)もドス黒い雰囲気が渦まいていて秀逸。

ストーリー設定も良い・・・んだけれどもチャプター5あたりから、PS3のクオリティとは思えない「誰コレ？」な警察官の登場と共に話が飛躍し始める。思えば、2,3で散々ラクーンシティを巡回したけれども、Spec Opsなんて軍隊に1人も遭遇しなかったし、救助部隊ならまだしも、アンブレラの暗躍を察知して政府が送り込む部隊にしては数が多すぎる。

さらには、ゾンビよりも硬いときた。硬いといえば、ボスキャラではないはずのハンターが全くもって異常な強さ。一番高い武器を引っさげていっても全然ひるまないとか一体どうなってんだ、と。さらにさらに、PVを観てから購入した人が「詐欺」と嘆くのも納得、ストーリー上に政府軍の特殊部隊キャラが全く出てこない上に、1日(7時間程度)でクリアできてしまうボリュームの少なさ・・・

素材はいいのにどうしてこうなった？？

この一言に尽きる。逆に、煮詰めれば超傑作になったと思う、非常に惜しい作品。

【S+ / 攻略】

恒例のProfessional:オールSは一応取得するも、今作はさらにその上の「S+」というランクが存在し、こちらも全て取得/全てソロプレイにて。但し、EXPENDABLE 消耗品だけは難易度：ベテランじゃなければ取得できなかったというか、一番苦労した(^_^;)

難易度：プロだと「SSSB」でも「S+」が出るけれども、このチャプターのプロだと撃退数を稼ぐのが至難の技であり(逃げ戦法をとるため)、かといって難易度：ベテランだと「SSSS」が条件になってくるがため、時間：Sが当初取得できなかった。

個人的攻略法としては、「ルポ・スーパーソルジャー/ライオットガン・サムライエッジ」を装備。チーム編成は迷彩で前にシャシャリだすベクターと、撃退数を稼ぐためのゾンビをショットガンで殺してくる上に爆弾を放り投げて終始邪魔をするベルトウェイ以外の消去法で。

ポイントとしては、ゾンビをチームメンバーに先に刈られないようにライオットガンでガンガン捌く。リッカーもベテランだとサムライエッジの連射で倒す余裕アリ。そして、一番重要な「Spec Ops→ハンター→Spec Ops」の連戦；スナイパーを殺したらばアイテム回収しつつ、スーパーソルジャーを起動してハンターが出てくる場所まで特攻。だいたい、奥から増援されるSpec Opsに殺されるけれど、1回の死を承知の上で。

そこで死ぬと、Spec Opsは全て撤収しており、ハンター戦というところからリスタートされるので、左脇をダッシュしつつ、ハンターを1体づつ殺していく。殺し終えたらば、火炎放射器を持参して、スーパーソルジャーを起動し、途中の敵は全て無視してタイラントの場所までダッシュ。この状態でクリアすると、撃退数：155前後、クリア時間：25分前後のオールSが取得できるはず。