Meshuggah - Koloss
2012年4月7日 |:| Metal |:|
お買い物-③。メタルのCDを買うこと自体が久々だけれども、好きなバンド+DVD付属とくれば少々高くとも気にならない。(¥3,500)
ということで、Meshuggahの7作目にあたる新譜-Kolossをこの度購入。6周ほど聴き込んでみたのでそろそろ追記をば。
ジャンル区分としては「プログレッシブ・デス・スラッシュメタル」になると思われるも、差別化を図る必要がないぐらい唯一無二の世界感をもつMeshuggah。その音を文字で書き起こそうとすれば、ポリリズムだのシンコペーションだの、Allan Holdsworthの影響云々、メタルバンドのレビューとは到底思えない/少なくとも見慣れない用語の数々が飛び出す始末。
咀嚼すると、8弦-ギターの2本体制で低音域を極限まで追い求めつつ、機械的で無機質なリフを"リズミカル"に刻み込む。そこに正確無比で複雑多岐なDr-の打ち込み音が連なって生じるリズムが化学反応を起こし独特のグルーブ感が生じる、といったところか。
ということで、"リズム"という要素がこのバンドの肝になっているところ、個人的にはソリッドでヘビーなGt-サウンドにやられた人間であり、今作も気持ちの良い重低音を響かせているなぁ・・・えっ!?今作は6弦-ノーマルチューニングなんすかっ!?
今作は原点回帰が一つのテーマでもあったらしく、確かにらしくない曲も散見される気がする。例えば、#3のノリノリな曲調だったり、2ビートでスタスタ疾走したり(#5)。
アルバム全体的としては、ヘビーでドゥーミィーな雰囲気を終始漂わせるも、上記の通り、曲展開の振幅・ギャップ感も手伝って、逆説的に、バラエティーに富んでいる印象も受けました。しかしながら、漆黒の轟音世界を期待し、そして、終始身を委ねたかった自分としては、音数を"重ねる"というよりも"余韻"で雰囲気を出すことを主眼にしているかのような作風につき、1周目は正直「微妙」という感想を持った次第(^_^;)
ヘビロテ-チューンとしては、#2と#8、次点で#6,#9ながらも、前作と比べると個人的にはどうしても聴き劣りしてしまった=インパクトが弱かったというのも要因かもしれません。安心して聴ける1枚よりも永遠に聴き続けたいと思う1曲が欲しかった、みたいな。(好きなバンドだけに余計に)
ということで、Meshuggahの7作目にあたる新譜-Kolossをこの度購入。6周ほど聴き込んでみたのでそろそろ追記をば。
ジャンル区分としては「プログレッシブ・デス・スラッシュメタル」になると思われるも、差別化を図る必要がないぐらい唯一無二の世界感をもつMeshuggah。その音を文字で書き起こそうとすれば、ポリリズムだのシンコペーションだの、Allan Holdsworthの影響云々、メタルバンドのレビューとは到底思えない/少なくとも見慣れない用語の数々が飛び出す始末。
咀嚼すると、8弦-ギターの2本体制で低音域を極限まで追い求めつつ、機械的で無機質なリフを"リズミカル"に刻み込む。そこに正確無比で複雑多岐なDr-の打ち込み音が連なって生じるリズムが化学反応を起こし独特のグルーブ感が生じる、といったところか。
ということで、"リズム"という要素がこのバンドの肝になっているところ、個人的にはソリッドでヘビーなGt-サウンドにやられた人間であり、今作も気持ちの良い重低音を響かせているなぁ・・・えっ!?今作は6弦-ノーマルチューニングなんすかっ!?
今作は原点回帰が一つのテーマでもあったらしく、確かにらしくない曲も散見される気がする。例えば、#3のノリノリな曲調だったり、2ビートでスタスタ疾走したり(#5)。
アルバム全体的としては、ヘビーでドゥーミィーな雰囲気を終始漂わせるも、上記の通り、曲展開の振幅・ギャップ感も手伝って、逆説的に、バラエティーに富んでいる印象も受けました。しかしながら、漆黒の轟音世界を期待し、そして、終始身を委ねたかった自分としては、音数を"重ねる"というよりも"余韻"で雰囲気を出すことを主眼にしているかのような作風につき、1周目は正直「微妙」という感想を持った次第(^_^;)
ヘビロテ-チューンとしては、#2と#8、次点で#6,#9ながらも、前作と比べると個人的にはどうしても聴き劣りしてしまった=インパクトが弱かったというのも要因かもしれません。安心して聴ける1枚よりも永遠に聴き続けたいと思う1曲が欲しかった、みたいな。(好きなバンドだけに余計に)
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