禁止改訂よりもルール変更
2011年12月21日 MTG コメント (2)海外だと現在環境を支配している青、その元凶たる渦まく知識の禁止論が盛んで、且つ、週末3桁規模の参加者、大きな大会だと4桁にも上る海外のプレイヤーの声や結果の方が参考にされるだろうと思っていた分、自分も渦まく知識か、少なくとも瞬唱他の何かしろの青のカードが禁止されると思っていたけれど、変更ナシ。
そんなことは皆承知の通りだけれども、その裏方で結構重要な変更があった模様。簡単に直訳的に抽出&まとめると
自分もざっくりルールを読んでいるだけにつき誤った解釈をしている可能性が大いにあるので、鵜呑みしないで頂きたいものの、具体的に記載していくと、
1) に関してはテキストに「してもよい/may」と記載していない誘発型能力であっても、ルール所定の誘発能力も「してもよい/may」= 選択制として扱われること。(1.4. OPTIONAL ABILITIES)
しかしながら、ルール適用度が「競技/Competitive」「プロ/Professional」の場合のみの話っぽいので、一般レベルの大会であれば気にしない方が吉?
2) に関しては、特にプレイヤーが誘発能力を忘れていた場合の処理につき、従来は忘れていることに気づいている対戦相手も指摘しなければ警告か何かのペナルティを得たけれども、新ルール上は、そのままゲームを進行した上、後で誘発忘れていたので~と主張されても、それに従う必要なし(3.1. Game Play Error — Missed Trigger)。もっとも、選択制(may)でない、義務的な誘発能力(ボブの誘発忘れ)については、ゲーム内容の進行そのものに支障がでるので、誘発能力を忘れていることに気づいている対戦相手はなおもジャッジを即呼ぶ必要有り?
3) に関しては、回数を指定しないでする循環行為の実行も遅延行為と定義づけされるに至る。(4.3. Tournament Error — Slow Play) ぶっちゃけるとコンボデッキ-Monolith Orbがルール上実質禁止されるに等しくなる。なぜなら、何回循環行為を続ければコンボが完成するかはプレイヤーにも分からない以上、循環行為の回数を指定できないし、かといって同じ行為(Monolithのタップアンタップと催眠の宝珠の効果で墓地にカードを置く⇒エムラでシャッフル)を繰り返していると、当該行為がそもそも遅延行為となり警告をくらうため。
あと、「大祖始が一枚になるまで~(循環行為を省略します)」という言い方・省略行為も"回数を指定しない"に等しい=遅延行為に関する新ルール上認められない。
この点、ペインターがNO-デッキと対戦する場合にも素直に1枚になるまでゴリゴリする方がよいのかもしれないけれど、ペインターの場合は丸砥石(+絵描き)の1回の起動の効果で大祖始がループするのであって、丸砥石を連続起動しているわけではない(丸砥石を連続起動するループを形成&実行していない・結果として相手側の大祖始がループしているだけで、ペインター側としては何も循環行為を行っいない)から、「最終的には大祖始が一枚になりますよ」みたいに対戦相手に説明したとしてもこのルールには抵触しないと思うんだけれども・・・どうなんでしょう?少なくとも、ペインターの当該状況は、新ルールの遅延行為には含まれないと思われる。
そんなことは皆承知の通りだけれども、その裏方で結構重要な変更があった模様。簡単に直訳的に抽出&まとめると
1) 誘発能力の一部が(追加的に?)「選択制/mayと同様の扱い」になること
2) 誘発能力の処理につき、対戦相手側は責任を負わなくてもよいこと
3) 無限ループ行為は遅延行為となること
自分もざっくりルールを読んでいるだけにつき誤った解釈をしている可能性が大いにあるので、鵜呑みしないで頂きたいものの、具体的に記載していくと、
1) に関してはテキストに「してもよい/may」と記載していない誘発型能力であっても、ルール所定の誘発能力も「してもよい/may」= 選択制として扱われること。(1.4. OPTIONAL ABILITIES)
しかしながら、ルール適用度が「競技/Competitive」「プロ/Professional」の場合のみの話っぽいので、一般レベルの大会であれば気にしない方が吉?
具体例:
○:魂の管理人>
"ライフを得る"はルール所定の「Gains you life」に該当し、「Optional Abilities」。従って、ライフを得ないこともできる。
○:ジン=ギタクシアス>
"カードを引く"はルール所定の「This includes drawing cards」に該当し、「Optional Abilities」。従って、引かないこともできる。
×:闇の腹心>
"カードを引く"+"ライフロス"という(複合的な)誘発能力はルール所定の「Optional Abilities」ではないから、カードを引かない・ライフロスしないことを選択できない。
×:苦花>
"トークンを出す"+"ライフロス"という誘発能力はルール所定の「Optional Abilities」ではないから、トークンを出さない・ライフロスしないことを選択できない。
2) に関しては、特にプレイヤーが誘発能力を忘れていた場合の処理につき、従来は忘れていることに気づいている対戦相手も指摘しなければ警告か何かのペナルティを得たけれども、新ルール上は、そのままゲームを進行した上、後で誘発忘れていたので~と主張されても、それに従う必要なし(3.1. Game Play Error — Missed Trigger)。もっとも、選択制(may)でない、義務的な誘発能力(ボブの誘発忘れ)については、ゲーム内容の進行そのものに支障がでるので、誘発能力を忘れていることに気づいている対戦相手はなおもジャッジを即呼ぶ必要有り?
3) に関しては、回数を指定しないでする循環行為の実行も遅延行為と定義づけされるに至る。(4.3. Tournament Error — Slow Play) ぶっちゃけるとコンボデッキ-Monolith Orbがルール上実質禁止されるに等しくなる。なぜなら、何回循環行為を続ければコンボが完成するかはプレイヤーにも分からない以上、循環行為の回数を指定できないし、かといって同じ行為(Monolithのタップアンタップと催眠の宝珠の効果で墓地にカードを置く⇒エムラでシャッフル)を繰り返していると、当該行為がそもそも遅延行為となり警告をくらうため。
あと、「大祖始が一枚になるまで~(循環行為を省略します)」という言い方・省略行為も"回数を指定しない"に等しい=遅延行為に関する新ルール上認められない。
この点、ペインターがNO-デッキと対戦する場合にも素直に1枚になるまでゴリゴリする方がよいのかもしれないけれど、ペインターの場合は丸砥石(+絵描き)の1回の起動の効果で大祖始がループするのであって、丸砥石を連続起動しているわけではない(丸砥石を連続起動するループを形成&実行していない・結果として相手側の大祖始がループしているだけで、ペインター側としては何も循環行為を行っいない)から、「最終的には大祖始が一枚になりますよ」みたいに対戦相手に説明したとしてもこのルールには抵触しないと思うんだけれども・・・どうなんでしょう?少なくとも、ペインターの当該状況は、新ルールの遅延行為には含まれないと思われる。
ルール:
http://www.wizards.com/ContentResources/Wizards/WPN/Main/Documents/Magic_The_Gathering_Infraction_Procedure_Guide_PDF2.pdf
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