Unmoored - Indefinite Soul-Extension
池袋に行った際にdisc unionに立ち寄る。自分の中では御茶ノ水・新宿が鉄板だと思っていたけれども、最近渋谷・そして池袋店の品揃えもいやいやどうして素晴らしいじゃないですか。このCDも買い直しのために暫くの間探していたのですが、まさか池袋にて見つけるとは想像しておりませんでした。それにしてもSound Holicから出回ったCDは、潰れてしまったからなのか、やけに見つけ難い(^_^;)

当時メロデスに嵌っていただけに、B!誌のレビューを見て当然の如く購入。あれから7年強の月日が経過(2003年作)していた事実に気づいて再度驚く。

相変わらず掛け持ちし過ぎていてどのバンドが本命なのか分からないChristian Alvestamが身を置くバンドの一つ。Scar Symmetry(現在脱退)で一躍その知名度を高めた人物だと記憶しておりますが、本作はScar Symmetryが結成される前にリリースされていると共に、彼の個性を発揮している作品につき、Scar Symmetry側がその点注目してメンバー召集をかけたと想像するに難くない。

具体的には猛々しいディストーションヴォイスと爽やかなクリーン・ヴォイスの対比。そのギャップ差は業界随一で(笑)、プログレ的でドラマチックな楽曲・曲展開との親和性は最高。

さておき、本作も"メロディック・デス"というジャンルで括られることが多く、当初自分も叙情的メロディ溢れる楽曲を念頭に聴き始めたわけですが、軽く火傷してしまいました(^_^;) つまり、スウェディッシュデスメタル然とした凶暴的なリフが耳を突き刺してきて驚く一方で、哀愁メロディがなだれ込んでくる。要するに、"プログレッシブ・メロディック・デス"というのがより正確な音像で、想像の裏をいってましたA(^_^;)

が、メロデスというジャンルもマンネリ化し始めていただけに、他バンドとは一線を画す個性的且つ前衛的な内容に大きな衝撃をも受けました。安易な"メロコア化"とは全く異なる濃密な"深化型"メロディック・デスメタルの裏名盤

コメント

Zak

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