謙虚に予習

2011年3月16日 MTG
基本的にカジュアルで育ってきた人間だけに、"タイムスタンプ"とか言われてもチンプンカンプンで(^_^;)、お互い気持ちよくプレイするためにもジャッジを呼ぶに限ると思っているけれども、自分の使用するデッキが直面し得るであろう状況と、当該場面におけるルールは"予習"しておこうと思ういい機会に巡りあったので、自分の理解を以下整理してみる。

仮想敵は言わずもがな、謙虚 / Humilityだ(笑)
第1種:コピー効果
第2種:コントロール変更効果
第3種:文章変更効果
第4種:カード・タイプ・サブタイプ・特殊タイプ変更効果
第5種:色変更効果
第6種:能力追加、能力除去効果
第7種:パワー・タフネス変更効果

まず始めに、効果の縦軸に関する適用順序に関するルールが「種類別」、横軸に関する適用順序に関するルールが「タイムスタンプ」と理解したらば、素人なりに理解できました。そして、このルール上の観点から、謙虚/Humilityの効果はどの区分に分類されているのかというと、

・すべてのクリーチャーは能力を失う⇒第6種
・すべてのクリーチャーは1/1である⇒第7種

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1) 月の大魔術師/Magus of the Moon との関係
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月の大魔術師が場に出ている状態で謙虚を出された、あるいは、謙虚が場に出ている状態で月の大魔術師を場に出した場合。

月の大魔術師の効果は上記種類別の第4種(思うにここが肝)にあたり、謙虚の「第6種,第7種」よりも先に適用される。

結論 :「基本でない土地は山」になった上で、月の大魔術師は「1/1になる」

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2) 槌のコス/Koth of the Hammer との関係
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謙虚が場に出ている状態で槌のコスの+1能力を起動した場合。

+1能力の内訳として、
・ターン終了時まで赤のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。⇒第4種
・土地でもある。⇒第4種
・4/4になる。⇒第7種

槌のコスの+1能力の第4種にあたる部分は謙虚よりも先に適用される。マナ能力に関しては謙虚の効果(第6種)により失われる。

そして、第7種部分(1/1か4/4か)で競合してしまうが、「タイムスタンプ」(古いものから先)の順序によれば、謙虚の効果から先に解決される。すなわち、一度1/1になった後で、4/4になる。

結論① :山は「ターン終了時まで赤のエレメンタル(Elemental)・クリーチャー」になり、結果として「4/4」になる。但し、マナ能力は失う。

結論② :「ターン終了時まで」(第4種適用)だから、ターンが終了すれば山(土地)に戻る。言い換えれば、(「1/1」の)クリーチャーとしてそのまま留まることは無い。

※:「ミシュラの工廠」も同様の理由
※:逆に「ヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orrery」等で謙虚を後だしされた場合には、タイムスタンプにより(ターン終了時まで)「1/1」になってしまう。

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Zak

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